ワンオペ育児7つの解決策!楽になるコツや旦那さんができること
あなたは、
- ワンオペ育児の解決策を知りたい
- 少しでも楽にワンオペ育児を乗り越えるコツを知りたい
- ワンオペ育児している妻のためにできることを知りたい
このようにお考えではありませんか?
家事・育児をひとりで担う「ワンオペ育児」は、体力的にも精神的にも非常につらく、疲弊している方も多いでしょう。
結論からいうと、ワンオペ育児の解決策は以下の7つです。
- つらい現状を夫に伝える
- 家族のスケジュールを共有する
- 家事の分担を決める
- 夫と子どもだけで過ごす時間を作る
- 便利な家電を取り入れる
- 家事代行を利用する
- 託児サービスを利用する
この記事を読むと「ワンオペ育児の解決策」とあわせて、「ワンオペ育児を楽にするコツ」や「ワンオペ育児している奥さんのために旦那さんができること」についてわかります。
さらにこの記事では、
1章でワンオペ育児7つの解決策、
2章でワンオペ育児を楽にする4つのコツ、
3章で【旦那さん向け】ワンオペ育児している奥さんのためにできること、
4章でワンオペ育児のよくある質問
について説明します。
この記事を読んで、つらいワンオペ育児を改善しましょう。
1章:ワンオペ育児7つの解決策
ワンオペ育児の解決策は、以下の7つです。
- つらい現状を夫に伝える
- 家族のスケジュールを共有する
- 家事の分担を決める
- 夫と子どもだけで過ごす時間を作る
- 便利な家電を取り入れる
- 家事代行を利用する
- 託児サービスを利用する
それぞれ解説します。
1-1:つらい現状を夫に伝える
ワンオペ育児の解決策の1つ目は、つらい現状を夫に伝えることです。
夫は普段家にいないため、妻が追い詰められていることに気づいていないケースがあります。
まずは言葉にして、現状を伝えましょう。
話をするときは相手を責めるのではなく、冷静に伝えることが重要です。
曖昧な言い方では伝わりにくいため、協力してほしいことを具体的に伝えることも意識しましょう。
1-2:家族のスケジュールを共有する
ワンオペ育児の解決策の2つ目は、家族のスケジュールを共有することです。
男性は1つの事に打ち込む傾向が強く、家族全体の動きを把握していない場合も多くあります。
カレンダーやスマホアプリを使い、家族のスケジュールを目に見えるように共有しましょう。
妻や子どもの動きを把握できれば、どこを手伝えるかがひと目でわかり、夫も協力しやすくなります。
1-3:家事の分担を決める
ワンオペ育児の解決策の3つ目は、家事の分担を決めることです。
家事の分担について「お互いにできることをやる」といった曖昧な決め方をすると、片方に負担が偏りがちです。
また、男性は家事の全体像を把握していないことも多く、何をすればよいのかわからない場合もあります。
家事を分担する際は「何を担当するのか」「どこからどこまでが担当する内容なのか」を具体的に決めておきましょう。
1-4:夫と子どもだけで過ごす時間を作る
ワンオペ育児の解決策の4つ目は、夫と子どもだけで過ごす時間を作ることです。
夫は普段、妻と子どもがどのように過ごしているのかを把握していません。
そのため、ワンオペで家事・育児する大変さに気づいていない可能性があります。
夫と子どもに留守番を任せ出かけると、夫にもワンオペ育児の大変さが伝わるでしょう。
1-5:便利な家電を取り入れる
ワンオペ育児の解決策の5つ目は、以下のような便利な家電を取り入れることです。
- お掃除ロボット
- 食洗器
- 衣類乾燥機
近年では、家事の手間を減らせる便利な家電が安く手に入るようになってきました。
取り入れられるものは取り入れて自動化すると、家事に費やす時間を減らせます。
初期費用はかかりますが、日常的な負担を大きく減らせるためおすすめです。
1-6:家事代行を利用する
ワンオペ育児の解決策の6つ目は、家事代行を利用することです。
家事代行を利用すると、子どもがいるとなかなかできない「水回り」や「外回り」もすっきりと片付きます。
家事代行サービスの利用料金は、1時間あたり3,000円前後が相場です。
1回の利用時間は2〜3時間程なので、1回に付き6,000〜9,000円程度みておくとよいでしょう。
1-7:託児サービスを利用する
ワンオペ育児の解決策の7つ目は、託児サービスを利用することです。
託児サービスは、美容院といった子どもを連れていくのが難しい用事を済ませたいときや、ひとりでリフレッシュしたいときに非常に便利です。
民間のベビーシッターを頼むほか、市町村が運営している子育て支援サポートを利用する方法があります。
2章:ワンオペ育児を楽にする4つのコツ
1章では、ワンオペ育児の解決に向けた具体的な対策を紹介しました。
2章では、少しでもワンオペ育児を楽にするための4つのコツを紹介します。
- 夫に話を聞いてもらう
- 完璧を目指さない
- 交流の場に参加する
- 息抜きをする
それぞれ解説します。
2-1:夫に話を聞いてもらう
ワンオペ育児を楽にするコツの1つ目は、夫に話を聞いてもらうことです。
だれにも相談できず、ひとりで子どもを育てるのは想像以上につらいことです。
パートナーに話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になるでしょう。
また、日ごろからコミュニケーションを取ることで、必要なときに家事や育児を頼みやすくなります。
2-2:完璧を目指さない
ワンオペ育児を楽にするコツの2つ目は、完璧を目指さないことです。
いくら頑張っても、ひとりでできることには限界があります。
また、育児は小さな子どもを相手にしているため、なかなか思うとおりには進みません。
掃除や洗濯といった家事は、完璧でなくても意外に困らないものです。
「まあいいか」という気持ちを持つと、余裕が生まれます。
2-3:交流の場に参加する
ワンオペ育児を楽にするコツの3つ目は、交流の場に参加することです。
育児は孤独を感じやすいため、悩みや不安を共有できる存在が必要です。
育児サークルに参加したり、子育て支援センターに遊びに行ったりすると、同じ悩みを持つママと出会うきっかけになります。
ママのリフレッシュにもなるので、子連れで参加できるヨガ教室やリトミックに参加するのもおすすめです。
2-4:息抜きをする
ワンオペ育児を楽にするコツの4つ目は、息抜きをすることです。
ママにとっても、ひとりの時間は大切です。
どんなに子どもを愛しく思っていても、常に子どもにかかりきりでは追い詰められてしまいます。
子どもをパートナーに任せたり、託児サービスを利用したりして、息抜きする時間を作りましょう。
3章:【旦那さん向け】ワンオペ育児している奥さんのためにできること
旦那さんの中には、奥さんのために何かしたい気持ちはあるものの、どうすればよいのかわからず迷っている方もいるでしょう。
何をするべきか迷っている旦那さんに向けて、ワンオペ育児している奥さんのためにできることを4つ紹介します。
- 「2人で協力して育児する」という考えを共有する
- 奥さんの話し相手になる
- 奥さんがひとりになれる時間を作る
- 家事・育児を手伝う
それぞれ解説します。
3-1:「2人で協力して育児する」という考えを共有する
ワンオペ育児している奥さんのためにできることの1つ目は「2人で協力して育児する」という考えを共有することです。
ひとりで育児しなければならない状況は、精神的に大きな負担です。
もちろん、旦那さんも子どものことを考え、気にかけているでしょう。
しかし言葉にしなければ、旦那さんの考えは奥さんに伝わりません。
2人で協力して育児したいと思っていることを伝え、共有しましょう。
3-2:奥さんの話し相手になる
ワンオペ育児している奥さんのためにできることの2つ目は、奥さんの話し相手になることです。
子どもが小さいときは特に、育児は孤独です。
奥さんが専業主婦や育休中であれば、1日の中で会話する相手は旦那さんだけというケースも多くあります。
話し相手になるだけでも、奥さんの気持ちは軽くなるでしょう。
「疲れているのに自分の話に耳を傾けてくれている」という事実も、奥さんにとっては嬉しいものです。
3-3:奥さんがひとりになれる時間を作る
ワンオペ育児している奥さんのためにできることの3つ目は、奥さんがひとりになれる時間を作ることです。
気持ちをリフレッシュさせ健康に保つために、ひとりの時間は非常に大切です。
しかし、ワンオペ育児では常に子どもと一緒にいるため、ひとりの時間は持てません。
子どもと留守番したり、子どもと一緒に出かけたりして、奥さんがひとりになれる時間を作りましょう。
3-4:家事・育児を手伝う
ワンオペ育児している奥さんのためにできることの4つ目は、家事・育児を手伝うことです。
手伝う内容はごみ捨てや食器の片づけなど簡単なものでよいので、自分から行動するのがおすすめです。
旦那さんが自発的に動くことで、奥さんは「家事・育児を一緒にやってくれる人がいる」と安心できます。
平日は仕事が忙しくて難しいのであれば、休日に挑戦してみましょう。
4章:ワンオペ育児のよくある質問
ワンオペ育児のよくある質問を紹介します。
- ワンオペ育児とは?
- ワンオペ育児になりやすいケースは?
- 妻/夫は家事・育児にどのくらい時間を使っている?
- 専業主婦だとワンオペ育児とはいわない?
それぞれ解説します。
4-1:ワンオペ育児とは?
「ワンオペ育児」は、育児をすべてひとりでこなしている状態を表します。
「ワンオペ」は「ワンオペレーション」の略で、もともとは飲食店やコンビニなどで業務をひとりで回している状態を表す言葉です。
ワンオペ育児は、家事・育児をひとりでこなす大変さに加え、不安や悩みを相談できない孤独感があり、心身共に大きな負担がかかります。
4-2:ワンオペ育児になりやすいケースは?
ワンオペ育児になりやすいケースは、以下の5つです。
- パートナーの仕事が忙しく帰宅時間が遅い
- パートナーが単身赴任している
- シングルマザー/シングルファーザー
- 実家に頼れる環境でない
- パートナーが子育てに非協力的
シングルマザーやシングルファーザーで育児を分担できるパートナーがいない場合や、パートナーが単身赴任で家にいない場合には、必然的にワンオペ育児になります。
その他パートナーはいるものの、仕事が忙しく在宅時間が短い場合や、家にいても家事・育児に協力的でない場合も、ワンオペ育児になりやすいケースです。
4-3:妻/夫は家事・育児にどのくらい時間を使っている?
国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、妻は平日、夫と比較して家事に5.2倍、育児に4.5倍の時間を使っていることがわかります。
家事の時間 | 育児の時間 | |||
平日 | 休日 | 平日 | 休日 | |
妻 | 247分 | 276分 | 524分 | 724分 |
夫 | 47分 | 81分 | 117分 | 423分 |
休日は、平日よりも家事・育児に使う時間の差は縮まりますが、妻は家事で3.4倍、育児では1.7倍の時間を使っています。
4-4:専業主婦だとワンオペ育児とはいわない?
専業主婦の場合、「家事・育児が仕事であり、ひとりで育児していてもワンオペとはいわない」という意見があります。
一方で、「育児は夫婦2人でするものであり、専業主婦でもワンオペといえる」という意見もあります。
ワンオペ育児のとらえ方はさまざまですが、育児はひとりではできません。
実家や周りの助けを得られないのであれば、夜間や休日は夫婦で協力して、お互いの負担を減らせるとよいでしょう。
まとめ:ワンオペ育児の解決策は7つ!夫婦で協力して負担を減らそう
ワンオペ育児の解決策には、以下の7つがあります。
- つらい現状を夫に伝える
- 家族のスケジュールを共有する
- 家事の分担を決める
- 夫と子どもだけで過ごす時間を作る
- 便利な家電を取り入れる
- 家事代行を利用する
- 託児サービスを利用する
ワンオペ育児は負担が大きいため、できることから実践し、負担を減らしていきましょう。
旦那さんがワンオペ育児している奥さんをサポートする方法には、以下の4つがあります。
- 「2人で協力して育児する」という考えを共有する
- 奥さんの話し相手になる
- 奥さんがひとりになれる時間を作る
- 家事・育児を手伝う
ワンオペ育児の解決には、夫婦2人で育児していく気持ちが大切です。
また、家事代行や託児サービスも、負担を減らすために有効です。
各種サービスも活用し、夫婦で協力して負担を減らしましょう。